終末期の辛い病状でも周りに気を配ってしっかり自分を持っている患者さん。そんな患者さんを見ると、私も見習いたいと思います!

病棟で働いていると、毎日多くの患者さんと接する事になりますが、患者さんから教えられたり、
患者さんを見習わなくてはと思う事が沢山あります。

 

私が働いている病棟は、呼吸器内科や呼吸器外科、血液疾患など、癌や白血病の患者さんもいますから、
かなり重症度が高いところです。
その為、重い空気が漂っています。
私と同年代や、私よりもずっと若い患者さんも多く、接し方にはかなり気を使います。
そして、もし自分だったら、終末期の辛い病状を、どのように受け入れるだろうか?と思う時があります。
もしかしたら、苦しくて辛いこの状況を恨んで、卑屈になってしまうかもしれません。

 

でも、どんなに辛い状況でも、他の患者さんや私達看護師など、周りに気を使い、しっかり自分を持っている患者さんもいます。
そのような患者さんを見ると、ちょっとした事で愚痴ったり、不満を持ってしまう自分が恥ずかしいと思ってしまいます。

 

30代の若さで白血病を患い、終末期の辛い病状の男性の患者さんがいました。
その方は、奥様と小さい子供がいるので、自分がこの世を去った後の事をとても心配していました。
大黒柱である自分が、このような状況になってしまい、家族に迷惑をかけている事を、とても悔やんでいました。
私達看護師の前でも、ご家族の前でも、常に明るく振る舞って、心配をかけないようにしていました。
でも、死ぬのが怖いと、泣きながら弱音を吐かれた事があるんです。
それを聞いた時には、とても切なくなり、病気を恨みました。
苦しんでいる患者さんに、どうしたら心のケアをしてあげる事ができるのか、すごく考えました。
特に終末期の方が入院している病棟で働いていると、看護師としての未熟さを実感してしまいます。